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空売りってなに?

空売りとは、株価が下がれば利益となる という手法のことを言います。 株初心者には、なかなか理解しにくい投資手法ですが、持っていない株を証券会社などから借りて市場で売却、その後、株価が安くなったところで買い戻し、借りた株を返して、差益を得るという手法です。 実際に空売りをする場合、 「信用取引口座」 を開設する必要があります。 「信用取引口座」は、ある一定の取引経験が必要ではありますが、現在のインターネット証券会社では、株式取引のルールの知識があれば、最低証拠金額の30万円があれば、信用取引口座の開設は可能です。 100円の株価のときに空売りをして、90円のときに買い戻せば、1株10円の利益になります。 1000株で取引していれば 10000円の利益になります。

空売りはリスクヘッジですか?

また、空売りをリスクヘッジとして使うことができます。 通常、保有する現物株の株価が購入時より下落すれば、株価の上昇を待つか損切りすることになりますが、空売りをしておけば相場下落中に空売り分の利益が発生し、損失を軽減することができます。 優待取得目的でどうしても一定期間保有しなければならない場合などに利用されるケースがあります。 空売りにはデメリットもあります。 空売りは株価下落により利益を得る取引ですが、相場が予想に反して上昇した場合、損失が発生します。 株価下落は下限が0円以上は下がらないので、空売りの利益の上限は限定されますが、株価上昇の場合、上昇の天井がないため損失が膨らみすぎるリスクがあります。 つまり、空売りの損失は理論上、無限大ということです。

空売りの損失は無限大ですか?

つまり、空売りの損失は理論上、無限大ということです。 空売りした銘柄の株価が上昇し損失を抱えた場合、いつか株価が下落するだろうと期待してそのまま様子を見ることが難しいこともあります。 信用取引では、損失が一定以上に膨らんでしまった場合、追加で担保を差し入れる追加保証金が発生します。

機関投資家は空売りのみで利益を出していますか?

機関投資家は空売りのみで利益を出しているというのは間違いで、多くは優良企業に 長期投資で利益 を出しています。 個人投資家は機関投資家には勝てないのでしょうか? 基本的に個人投資家は機関投資家の莫大な資金力の前には無力であり、まともにぶつかりあえば機関投資家に勝つ術はありません。 それが株式投資界の通説でした。 しかし、その通説を覆す事件がおこりました。 それは「 ゲームストップ株の機関投資家踏み上げ炎上事件 」です。 ゲームストップ株とはアメリカの株式であり、当時業績不振の噂がありゲームストップは機関投資家に大量の空売りをされていました。 その空売り残高は異常な数量となっており浮動株の総数を超えるまでに膨れ上がっていたのです。

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